当社で働く人たちの仕事を一言で表すことはできません。特に今回ご紹介する吉本はこれまでの営業の垣根を超え商品企画に深く関わるからこそお客様への新しい価値創出に成功している一人です。今期、より一層お客様からの信頼を得てスターセールスとなった彼にその真意とこれからの展望について聞いていきます。
- Hisaki Yoshimoto
- 2018年新卒入社。STUDIOUS の営業とLiNoHのディレクターを兼任する。
「裁量権×好きなこと」を実現できる評価制度
元々僕は、確信が得られるもの以外拒絶してしまう性格で、学生時代もいくら厳しい顧問や先輩に指導されようが納得できないことはやらない我儘な人間でした。
逆に言えば、確信が得られるものは必ず成功するヴィジョンが見えました。
そんな我儘な自分が、余計なことに捉われず好きなことにまっすぐ向き合える環境だと思ったのが唯一TOKYO BASEです。
現に、実力さえ付ければ業界の常識やマネジメントに捉われない推進力で若いうちから活躍できるという実感があります。
あるべき“ファッションビジネス”を体現する
そもそも営業と商品は首尾一貫すべきものだと思っているので、そのスタンスの強さ、時間の使い方がこだわりです。ファッション業界に身を置く以上、商品企画やバイイングなどのクリエイティブ面に関わろうとしない営業は総じて無責任で説得力がないと思います。
ファッションに関わる上でデザイナーの思想やプロダクト、アートやカルチャーに触れて表現を模索することも、ビジネスをする上でエンドユーザーを理解することも、どちらも当たり前だと思うので、その当たり前のレベルを上げ続けるために、毎分毎秒情報収集を意識して無駄なことを無くし、自分の時間を使う意味を常に考えています。
やりがい=共有
営業も商品企画もやりがいは共通していて、
“自分の考えや想いを誰かと共有”、“共感し合えること”です。
これは仕事に限ったことではなく、全ての営みが人と繋がれる実感という目的に帰結する気がします。
小さい頃から創作が好きで、自分の考えた世界観やディテールを誰かと共有したいという想いはずっとありました。共通の好きなものを介して同じ熱量でコミュニケーションできる時間や関係性はとても尊いです。
あとは、自分の仮説が思い通り行った時の感覚も好きです。仮説検証自体が好きで、自分がコントロールできるフィールドの規模が大きくなればなるほどのめり込めるので、やりがいを感じられます。
日本発を世界へ
短期的には国内でブランドを3つ運営して、セレクトブランド以外で年間10億円+onすることが目標です。日本市場は確実に縮小していくので、自社ブランドで裾野を広げ続けない限り国内での大きな勝ち筋は見えません。
中・長期的には中国とアメリカにも日本の美意識を浸透させるために、言語の獲得と商品企画を強化していきます。最近はコンテクストについてよく考えているので、エンタメ的なフォーマットとメタ的なディテールの使い分けを効果測定し続けていきます。
2023年にはNY出店もあるので、大好きなアメリカのカルチャーの変遷を分析しながら日本のファッションのアメリカでの勝ち筋も見出していきたいと思います。