昨今少子高齢化によるアパレル市場のシュリンクやAIの発達、ECの普及が急速に進み、小売業界の常識が変化しています。その中でもアパレル販売員や実店舗の必要性が問われるようになり、こういった変化は加速度的に進んでいくことでしょう。 そういった中においても、私たちTOKYO BASEは、人がリアルに接客することでのみ生まれる”感動”を何より大切にしています。 そこで今回は当社が考える今後の販売員のあり方や必要要素について、UNITED TOKYO事業部 営業マネージャーの舘に話を聞きました。
- Yusuke Tate
- UNITED TOKYO事業部 営業マネージャー 2014年中途入社。STUDIOUS・UNITED TOKYO・PUBLIC TOKYOすべての業態で店長を経験しその後全社教育推進室に異動。 現在はUNITED TOKYOの営業マネージャーも兼任する。
販売員は必要ない
語弊を恐れずに言うと、既に情報もモノもあふれている中、モノを売るだけの販売員は必要ないと思っています。つまり、“来店されたお客様のニーズを傾聴しそこに対して提案をする“といった顧客”満足”を目的としている販売員は必要がないということです。しかし、心を動かす発信者は必要です。発信者というのは、言い換えると自身のファンが創れる人。有意義なショッピング体験を提供し、「この人から買いたい」とお客様にそう思っていただける人かどうかです。
特に我々が扱っているファッションは嗜好品であるため、満足ではなくいかに大きな感動を味わっていただくことが出来るかが重要です。日用品においては、そもそものニーズがある為、顧客満足を満たせばよく、極論実店舗や販売員は不要かと思います。一方で、嗜好品はそもそも生活必需品ではない為、満足ではなく感動体験が大事になり、AIやIoTに代替できない販売員や実店舗を通してこそ、お客様に感動を提供できる可能性が高いと言えます。
だからこそ“心を動かす発信者”が必要なのです。
ファンを創る
前項でも述べましたが、ファッションは嗜好品ビジネスで言い換えればファンビジネスです。
今後人のみならずブランドや会社においても「ファンがいるかいないか」が、ビジネスの明暗を分けるでしょう。
もともとTOKYO BASEは顧客様という概念を最も重要視し、従業員の評価基準もそこに反映してきました。そういったこともあり、他社に比べると“自身のファンを創る”という意識はとても高いと思います。
仕事に垣根はない
ファンを創る方法は様々なので一概には言えませんが、そういったことが出来る人の要素を上げるときりがありません。
しかし多くの人に共通することは、「自身の仕事に垣根を作らない人」です。例えば販売員であろうと商品企画に積極的にかかわったり、プレスでなくても自身のSNS強化し集客を図ったりと。お客様の感動という目的のためには役職に留まらず、様々な手段を持っている人だと思います。
当社ではオーナーシップという考えのもと、仕事の領域を決めず自身がビジネスのオーナーのように考え行動することを推奨しています。

人の成長が事業を成長させる
現在UNITED TOKYOの統括営業マネージャーとして売り上げの最大化を図ると共に、全社教育推進室に所属しお店の問題解決や店長教育を行っています。
“人が事業を成長させる”私はこの考えを昔から大切にしており、今までも自分の成長だけではなく関わる人全員が一緒に成長できるように注力してきました。
個人の成長に欠かせないのは “潜在的な目標や目的を見つけ考え行動できるか”です。なぜなら人は飽きやすく怠けやすいので、本気で追いたい夢を持ち常にそこに繋がっていると感じないと頑張り続けることは難しいからです。そのために私は従業員ととことん向き合って、相手を知ることと受け入れることを大事にしてきました。
ひとはだれしも夢を持っているはずです。まだ見つけていない方も是非TOKYO BASEで一緒に見つけ、叶える努力をしていきませんか?そして私自身教育を通じて多くのファンを創造していき、働く私たちの成長と共に事業も成長させていきたいと強く思っています。
これを読んで共感していただけ方、少しでもTOKYO BASEのMISSIONを一緒に目指したいと思う方と一緒に働いていきたいと思っています。